こんにちは、アンナです。
前回に引き続いてのうつ病生活、専門学生編②です。
①はこちら>>【うつ病体験談】うつ病になってからの生活が本当に大変だったお話【専門学生編①】
進級してから躁うつのような暴走状態へ
無事進級し、学年があがりました。
専門学校で過ごす最後の年。。
それまでの先生やクラスメイトも変わってしまったことに、当然私の中で不安がありました。
ただ、私が「うつ病」という情報はきちんと前の先生から今の先生へ引き継がれており、今の先生も理解のあるかたでした。
学年があがって環境が変わっても、先生や周りの人たちに恵まれた私はかなりラッキーだったと思います。
その頃になると、教室で突然泣きだすようなことはなくなっていて、そういう意味では少し落ち着いていたのかもしれません。

わりと普通に授業をうけて、友達とも一緒に過ごし、学校に行けない時や遅刻してしまう時もあるけれど、なんとか通えていました。
でも。。
やっぱり変なんですよね。
感覚がおかしくなっているというか、どこかマヒしてしまっていた部分があって。
今考えるとちょっとおかしいくらい友達にしつこく連絡してしまったり、前の学年の時にはひとりでいることを好んでいたのに、逆に積極的にクラスメイトと関りを持つようになったり…

かなり人に迷惑をかけてしまっていたと思います。
しかも無自覚で…
学校にいる時は変にテンションが高くなっていたように思います。
うつ病とは思えないくらい明るかった。
軽い躁状態のような感じ。
で、家に帰るとずーんと沈んで鬱状態。
その激しい落差、自分ではどうしようもできないモヤモヤとした気持ち。
扱いきれない大きな不安、急に襲ってくる異常なむなしさ…
自分自身をコントロールできずに、 “暴走状態” でした。
実はまわりも結構病んでいた!?
今思えば暴走状態な私でしたが、まわりのクラスメイトから引かれることもなく、普通に受け入れられていたんです。
何でだろう?
考えてみると、まわりのみんなも結構 “病んでる” 人が多かったんです…!
私が通っていた専門学校は課題の量が多く、終わらない課題にみんな疲れきっていました。

私の「うつ病」みたいな本格的?なものではなくて、精神的に追いつめられてる状態の “病んでる” 人がたくさんいたんです。
課題の提出期限前なんかは、みんな合言葉のように「病んでるよー…」って言い合ってました(笑)
そんな異常?異様?な状況が、私を助けてくれていたんだと思います。
ちなみに変わってる人もたくさんいたので、そのおかげもあったのかも。。
心療内科の先生のひと言にハッとさせられる
その頃、2週間に1回のペースで心療内科に通っていました。
ちょっと遠い場所の病院に通っていたということもあり、通院はそのペースで、2週間分どっさり薬をもらってきて毎日服用。
●抗うつ剤
●睡眠導入剤
●不安になった時に飲む頓服薬

今となってはうろ覚えですが、結構な量を飲んでいたと思います。
心療内科の先生は50代くらいの女性の先生で、よく話を聞いてくれるタイプの先生。
とても話しやすく、家族のことや学校のことなどいろいろな話をした記憶があります。

ちなみに私は、この医院を合わせて4つの心療内科に通ったことがありますが、先生のタイプによって全然対応が違いました!
話をする中で、先生に言われたとても印象的な言葉があります。

完璧主義的なところを直さないと、これから生きていくのに大変だよ
「完璧主義」
全く自覚はなかったけれど、そう言われてみると思い当たる部分も…
●なんでもキチっと、ちゃんとやりたい
●特に学校の課題はしっかり仕上げて提出したい
●今は専門学校に通っていてやりたいこともあるけれど、兄(知的障害者)の将来のことも私がちゃんと考えなきゃ
とにかく「ちゃんとしなきゃ」とか「自分の理想通りに仕上げないと気が済まない」ようなところがありました。
あと、兄のことに関しては「妹の私がちゃんと考えなきゃ」って。

普通に考えれば、妹である私が考える前に、親が考えるのが当然なんですけどね…
その当時はとにかく自分がちゃんと考えなきゃって思っていました。
自分で自分の首をしめていることにまったく気付かずに、じわじわ自分自身を追いつめていたんだって気付きました。
私がうつ病になった原因やきっかけとしては、家族のことで悩んで… という経緯ですが、、
そもそも悩むような性格じゃなければ、うつ病に発展してなかったんだろうなって思います。
私の自己紹介をちらっとでも読んでくださった方ならご存じかと思いますが、とにかく当たり前のようにネガティブ思考で自尊心が低く、クヨクヨ悩む性格の私。

うつ病になっちゃったのも、自分自身納得です…
うつ病で就職はあきらめることに
卒業の年だったので、まわりは就活に忙しくしている…
そんな中で私はというと、就活どころか、学校へ行くことさえも苦労している状態でした。
あまり食べていなかったせいで疲れやすく、すぐに体調を崩していました。
(2年連続でインフルエンザにもかかりました…)
体が動かなくて起きられない…なんてこともたびたびあり、出席日数が危うくなってきてたんです。
「就職」に関しては…あきらめていました。

学校を卒業することも危うい状況で、就職活動なんてできませんでした…
「とにかく卒業だけはしなければ!」
無事卒業することを目標に、まわりの友達に助けてもらいつつ、なんとか学校へ行き…
あと1日欠席していたら卒業はできなかった
というギリギリのところで卒業だけはすることができました。
そして次の日から私はフリーター生活へ…
「専門学校時代のうつ病生活」のまとめ
授業中に突然泣きだしたり、
食べれなくなって痩せてしまったり、
軽い躁状態になって人に迷惑をかけたり、、
それでもなんとか学校生活を送れたのは、ひとえにまわりの人に恵まれたおかげでした。
悩みましたが、学校の先生にうつ病を打ち明けたことも大きかったと思います。
私はかなり甘えさせてもらいました。
先生にも、友達にも。
なので、もしうつ病になってひとりで悩んでいる方がいるなら、ひとりで抱えこまずに誰かに頼ってほしいです!
私は初め、自分ひとりだけでなんとかしようと思っていました。
でもやっぱり無理でした。
ひとりで抱えこむのは自分が壊れる…!
もし頼れそうな人がまわりにいるなら、頼っちゃっていいんです。
受け入れてくれる人がいるなら、甘えちゃっていいんです。
それで離れていく人もいるけど、離れていかない人もいっぱいいるので。
なんだか上手くまとめられませんでしたが、、
私自身の学生生活の実体験から思ったことでした。
読んでいただきありがとうございます!
それでは~
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